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教員採用試験に通った人とそうでない人の差は、定年が来るまで仕事にあぶれることがないかどうか。 しかし、実際にはそのふたつには大きな差がある。 まず、採用試験に通った人には新任研修が待っており、4月から教師として教壇に立ちながら、いろんな研修を受けることになる。 でも、講師の場合、初めて講師として教壇に立っても取り立てて研修が待っているわけではない。 同じように子どもたちに教える立場でありながら、何をどうすればいいのか教えてくれるシステムがない。 ここで問題になってくるのは、 教員試験に通った人とそうでない人にどんな違いがあったのかということである。 もちろん、試験で高得点を取った人がペーパー試験に通っているのだろうと思う。 問題には常識的な問題もあれば、教師をする人間として当然知っておかなければならないことも多い。 通った人は、その問題をよく理解し、課題をクリアできた人。 だったとすれば、落ちた人は今ひとつ問題を理解していないか、課題をクリアできていない人ということになる。 つまり、教員免許を持っているとしても、非正規教員として初めて仕事をする人は、正規教員として採用された人より、本当は研修時間を多くとったほうがいいのではないかと思われる。 これを別の角度から見てみると、弁護士や医師の研修制度を教師にもとったほうがいいのではないかとも言える。 早く言うと、教員免許を取り、本当に教師として働きたいのであれば、 初めの一年はみんな正式な教員として働くことはできず、担当教員の下副担任をさせてもらいながら教師という仕事を学んでいくのである。 そうすれば、自分が本当に教師に向いているかどうか考える時間も持てるし、担当教員にアドバイスをもらえる。 具体的にいうと、 小学校の教師は通常一人で全科目教えることになっているが、初めの1ヶ月は正規の教員が子どもたちに教え、 2ヶ月目からは、徐々に副担任である講師が教えていく時間を増やし、最後の1ヶ月は講師がすべて教えるようにする。 そうすれば、講師も教えるという環境になじんでいきやすいし、正規の教員になったとき授業を行うこと以外に何をしなければならないのかということを、自然に学んでいくこともできる。 教師の仕事は授業をするだけではない。 教育実習では実際に教壇に立って教えるのは1ヶ月間実習にいったとしても、2回か3回である。 教える真似事はしても、本当に教えたとはいいがたい状態で実習を終える。 そんな状態ではそんなに頑張っても、教師が授業をしているとき以外に何をしているのかなんて考える余裕がない。 なのに、非正規教員(大学卒業したてで正規教員になった人も同じ)は4月からいきなり教壇に立って教えなければならない。 その中にはきっと、信じられないほどの緊張に押しつぶされながら教壇に向かう人もいることだろうと思う。 そう、何をしなければならないのかわからないまま子どもの前に立つこともきっとあるはずだ。 そして、そんな人の中にはどうしたらいいのかわからなくて軽いノイローゼ状態になる人も出てくるのである。 私自身も、この1ヶ月講師をしてみて思ったのは、教師という職業はやっぱりいいかげんにはできないということ。 だったら、教師を育てる教育も、もっときめ細やかにしてもいいのではないかと思う。 そして、子どもを持つ親は、もっと子どもに愛情を注いでやって欲しいと思う。 なぜなら、私の出会った子どもたちは、愛情を欲しがっているとしか思えないような行動をする子どもが多いからだ。 何かあったら学校のせいにするのではなく、日頃から子どもと向き合う姿勢を持って行動して欲しいを思う。 その1は下記のアドレスです。 http://art-therapy.at.webry.info/200811/article_3.html |
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