初めての遠足(中学校講師として参加)

初めての遠足は飯ごう炊さんだった。

中学校に入ると、1年生の時から何度か調理実習を経験する。
でも、飯ごう炊さんとなると薪で火をおこすなど新たな挑戦が待っている。

そんなとき、男子生徒の出番だと思うのか、日頃女子にあれこれ文句を言われている男子たちが俄然頑張ってくれた。

例えば、日頃全然目立たない存在のA君。彼は女子が切った野菜たちを鍋に入れ、火で目やのどが多少痛いにも関わらず、黙々とかまどの火を燃やし続けてくれた

こんなA君見たことない!!! と、一番喜んでいたのは担任だった。

また、授業中無駄口ばかりたたいていたB君。彼も何とか火を絶やさないようにしようと、ゴホゴホいいながらもかまどに木を入れ続けていた

人間、どこでどう変わるかわからないし、ひょっとして自分が相手に持っているイメージは、本来の相手の姿とは完全にかけ離れている場合だってないとも限らない。

そんなことを気付かせてくれるいい機会になったと、私は勝手に思いながら学校に帰ってきた。

それにしても、キャンプ場との事前交渉から始まって、キャンプ場の下見、バス会社との交渉(普通電車でいく場合は必要なし)、「遠足のしおり」作りに、当日生徒の前での注意事項の話などなど、
遠足係になると細々した雑用や準備物に時間がとられてしまう。


そんなこともいい経験と思えば、あっという間に過ぎて、いい思い出だけ残った遠足となる。

秋の遠足(私のしごと館)はこちら
http://art-therapy.at.webry.info/200911/article_4.html

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