「京と江戸 名所遊楽の世界」in細見美術館に行ってきました

今回の展覧会は屏風絵が中心の展覧会で、江戸時代の京都と江戸の町が色鮮やかに描かれていました。

京都の町を描いた屏風は、江戸時代の風景ももちろんありましたが、それ以前に消失した建物なども描き加えられるなど、いいとこどりの風景になっていました。
また、多くの屏風はその当時の貴族だけでなく、お坊さんや庶民の生活なども描かれており、洗濯をする女性の姿やナンパする男性たちがいたり、なんとなく親しみやすい場面もたくさんでした。

日本画の場合、年月が経つと色が飛んでしまい元の絵の輪郭が少し残っているだけという場合もよくありますが、
今回展示されている屏風は比較的新しいもののためか、劣化がほとんど進んでおらず、どれもが良品という感じでした。
おかげで、昔の人たちが着ていた着物の柄までもはっきりわかり、当時の流行がうかがわれる気がしました。

そうそう、蝶々踊りをしている人たちの屏風もありました。
その絵は、かえるや傘、大根など、みんな好きな格好をして踊っている、とっても不思議な絵でした。
蝶々踊りは当時大阪や京都で流行していたらしいのですが、好きな格好をして踊ってよかったらしく、
全身かえるになりきっている人や大根になりきっている人は、はじめ何をしたかったのだろうと
絵を見ていて悩みましたが、昔から日本人は被り物が好きだったのだろうと思うと
妙におかしかったです。

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